亡き父に高齢者マンションをプレゼント

私の父は、2年半前に他界しました。
私の父は、生前地方公務員として40年ほど勤務した人で、50歳を過ぎた頃からパーキンソン病を患いました
しかしながら、パーキンソン病に加えうつ病と不眠症と白内障という4重のハンデを強いられながらも、ほとんど休まずに働き続けた、いわば生ける鉄人を体現したような人でした。

その父も退職を機に、パーキンソン病患者特有の心身の衰弱が著しく進み自宅で生活するの次第に難しくなりました。
そんな父を見かねて私達兄妹は自宅からほど近いところでサービス付き高齢者向け住宅をプレゼントして住んでもらうことにしました。
父は、生前コンビニの菓子パンを買って食べるのが一番の楽しみにしていた人でしたので、コンビニのすぐ近くにあるオープンしたばかりの立派な高齢者マンションに住んでもらうことにしました。

私の父は、在職中はずっと言えないような苦労をたくさんたくさんしてきた人で、寝言でうめき声や悲鳴をあげるほどという有り様でした。
転地療法という言葉があるように住むところを変えることで、自身の心身の苦労が和らいで表情も柔いできた印象が強かったです。高齢者マンションをプレゼントしたのが私が最後にした親孝行だったかもしれないです。父の死後、父親の分身とも言うべき職場の上司との人間関係が良好になってきました。おそらく、私達の行動を天国で喜んでいるのでしょう。

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